承認・署名のトラブル

Adobe Acrobat Readerで「署名に問題があります」や「署名の完全性は不明です」と表示される

署名の検証が正常に行なえていない場合に表示されます。
Adobe Acrobat Readerで正しく署名を検証するためには以下の設定を行ってください。

■Windowsの場合
1.Adobe Acrobat Reader を開き
 編集→環境設定→信頼性管理マネージャから
 アドビ承認の信頼済み証明書(AATL)の自動アップデートにて[今すぐ更新]をクリックします。

2.更新が完了すると「セキュリティ設定は正常に更新されました」と表示されます
 ※更新にはプロキシを通さないインターネット接続が必要です。
 ※プロキシについて不明な場合は、ネットワーク管理者へご確認ください。

3. PDFを開きなおし「全てを検証」を行うと、検証が行われます。

■macの場合
1.Adobe Acrobat Reader を開き
 環境設定→信頼性管理マネージャから
 アドビ承認の信頼済み証明書(AATL)の自動アップデートにて[今すぐ更新]をクリックします。

2.更新が完了すると「セキュリティ設定は正常に更新されました」と表示されます
 ※更新にはプロキシを通さないインターネット接続が必要です。
 ※プロキシについて不明な場合は、ネットワーク管理者へご確認ください。

3. PDFを開きなおし「全てを検証」を行うと、検証が行われます。

認証コードがわからない

認証コードとは、署名依頼を受けたメールアドレスの本人性を担保するための仕組みです。
ベクターサインでは「署名依頼を受けた方」「署名依頼を転送された方」いずれも文書の内容を確認する為には、認証コードの発行と入力が必要です。
詳しくは、以下のガイドを参照してください ガイド:社外から届いた署名依頼に対応する/

URLをクリックするとNot Foundと表示される

Not Foundと表示される場合、以下の状況が考えられます。

①URLの有効期限が切れている
②既に処理が完了したメールのURLを使用している
③すでに別のアカウントでログインしている

それぞれの対処方法は以下の通りです。

①URLの有効期限が切れている
メール記載のURLは、有効期限があります。有効期限内でご利用ください。

②既に処理が完了したメールのURLを使用している
既に署名、転送が完了した署名依頼や、転送先が文書を既に確認した転送依頼に記載のURLをクリックするとNot Foundになります。

③別のユーザーでログインしている
アカウントをお持ちの場合、メールの対象者以外でログインしURLをクリックした際は、Not Foundと表示されます。
画面上部に表示された氏名をクリックし、表示されたログアウトはクリックしてから、再度メールに記載されたURLをクリックし、メールを受信したメールアドレスでログインしてください。

「エラー」「途中終了」「却下」になった文書の署名を途中から再開したい

ステータス「エラー」「途中終了」「却下」になった文書は、終了となって保管文書へと保管されます。
途中から署名を再開する事はできません。
「ここからスタート」より再度文書を作成し、新しい文書としてまた最初から署名をして頂く必要があります。

ステータス「途中終了」「却下」になった場合は、「途中終了」「却下」を行ったユーザーへ状況を確認してください。

ステータス「エラー」になった場合は、以下を参照ください。
リンク:「署名エラー」になってしまう
※ステータス「エラー」の文書も保管文書へ保管されます。
 証跡としての保管の必要が無い場合は、保管文書より削除して頂いて問題ありません。

「署名エラー」になってしまう

署名エラーは「ベクターサイン」のシステムで正常に署名の処理がおこなえなかった場合に発生します。
署名エラーが発生した場合は、エラーの原因を取り除き、ここからスタートより再度文書を作成し新しい文書として
再度最初から署名をして頂く必要があります。
エラーの原因と対処は以下の通りです。

1.ベクターサインでは利用できない形式のPDFファイルを使用している。
ファイルとして開けるPDFでも、一部PDF作成ソフトではベクターサインで利用できない形式のPDFが出力される場合があります。
Adobe Acrobat や Microsoft office のPDF出力機能で出力したPDFでのご利用をお試しください。
また、Microsoft office でのPDF出力の際にofficeファイルのプロパティがPDFに含まれている場合も稀にベクターサインでは利用できない形式のPDFファイルで出力される場合があります。
Microsoft office で出力したPDFでエラーが発生した場合は、以下のQ&Aをご確認ください。
Q&A:Microsoft office で出力したPDFを使用すると「署名エラー」になる。

2.ベクターサインがメンテナンス中。
メンテナンスの内容によっては、メンテナンス中は署名が正常に行われない場合があります。
「お知らせ」ページをご確認ください。


3.ベクターサインのシステム障害。
障害が発生している場合、署名が正常に行われない場合があります。
「お知らせ」ページをご確認ください。

Microsoft Officeで出力したPDFを使用すると「署名エラー」になる

Microsoft Office(Word,Excel,PowerPoint) でのPDF出力の際にofficeファイルのプロパティがPDFに含まれていると、
ベクターサインでは利用できない形式のPDFファイルで出力される事があります。
以下の手順でプロパティを含まないPDFを作成しての、ご利用をお試しください。

officeファイルのプロパティを含まないPDFの出力方法
1)「ファイル」→「エクスポート」→「PDF/XPSの作成」→の順にクリック。
2)「PDFまたはXPS形式で発行」の画面が表示されるので、ファイルの種類(T):で PDF(*.pdf) を選択
3) オプション(O)…をクリック。
4) 表示された「印刷対象外の情報を含める」の項目にある「ドキュメントのプロパティ(R)」のチェックを外す
5) OKをクリック。
6)「発行」をクリックしPDFファイルを出力する。

※Web版のofficeではプロパティを含まないPDFの出力はできません。