起業支援のプロフェッショナルと話す、電子契約の選び方
税理士法人V-Spiritsグループ
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
小峰精公(こみね・きよたか)様
起業支援や経営コンサルティングをはじめ、 会計・税務にとどまらず会社設立から資金調達、補助金、労務、成長支援まで、起業・経営に関する支援をワンストップで提供するV-Spiritsグループ様。その中で、特に創業期の企業やスタートアップ、ベンチャー企業の伴走支援に強みを持つのがV-Spirits総合研究所株式会社様です。創業期の限られた資金と人員の中、営業や商品開発などと並行して発生するバックオフィス業務。なかでも取引条件や責任範囲を明確にし、売上や資金回収を支える「契約業務」をどのように整えるべきか。今回は、創業期の企業が仕組みで契約業務を整えるべき背景やその実践について、担当の小峰様にお話を伺いました。
- 運用コストで考える
- 初期費用・月額固定費がかからず、使った分だけの「従量課金型」を選ぶ。
- 迷わない、スムーズな操作性
- 相手先に負担をかけないよう、アカウント登録不要で直感的に契約を締結できるものを選ぶ。
- 充実したサポートと安心できる運用環境
- ガイドやQ&Aで迷わず運用でき、困った時にはすぐに相談できるサポート先があるものを選ぶ。
課題創業期の成長のカギは、後回しにされやすいバックオフィスの「契約周り」
ベクターサインV-Spirits様には、どのような相談が寄せられていますか。
小峰様本当に様々ですね。我々は会社設立や起業・経営に関する相談を年間約1,000件受けていますが、事業計画を細かく作り込み、一部分だけ専門家に相談したい方もいれば、「起業したいが、何から始めればよいか分からない」という方もいます。最近では、会社員として働きながら副業で事業を始めたいという相談も増えています。
ベクターサイン起業家の年齢や経歴、事業内容、働き方は多様化していますね。起業家に共通する悩みはありますか。
小峰様創業期には、ヒト・モノ・カネのすべてが限られていることです。営業や商品開発、資金調達など、売上や事業成長に直結する業務を優先する必要があるため、経理、税務、労務、法務、契約管理といったバックオフィス業務はどうしても後回しになりがちだという点が、共通の課題ですね。
ベクターサイン事業運営に必要な手続きで任せられる部分はまとめて任せたいといった意向が強そうですね。
小峰様そうですね。創業すると、税金、社会保険、資金調達、契約などの業務が一気に発生します。経営者一人、あるいは数人で会社を運営する中で、すべてを正確に処理するのは簡単ではありません。
しかし、バックオフィスは単なる事務作業ではなく、企業の成長を支える基盤だということは強調したいですね。
ベクターサインリソースが限られた創業期だからといって、後回しにすべきではないということですね。
小峰様その通りです。創業期から必要な仕組みを整えておくことで、将来のトラブルを防ぎ、資金難の際にも融資などの対応がしやすい。バックオフィスはスタートアップの成長のカギなんですよ。
コスト面売上や信用を司る「契約」。まずは「運用コスト」で考える
ベクターサインバックオフィスの中でも、契約業務にはどのような重要性がありますか。
小峰様契約は「企業の信頼構築のための仕組み」です。創業期は取引先との信頼関係を築いている段階です。契約手続きが何度も止まったり、書類の送付や管理に不備があったりすれば、企業としての信用に影響します。そのため、創業期から無理なく続けられる契約フローを整えておくことが重要です。
ベクターサイン現在の契約業務は従来の「紙運用」から「電子契約」へ変化していると感じることはあるでしょうか。
小峰様ええ。当社でも以前は顧問契約書を印刷し、製本テープで綴じ、印紙を貼って郵送していましたが、現在はほぼ電子化されています。企業においてはさらに「紙か電子か」より「どんな電子契約サービスを選ぶか」という段階になっていると思います。
ベクターサイン創業期の企業が電子契約サービスを選ぶ際、特に負担になりやすいのはどのような点でしょうか。
小峰様やはり「固定費」です。起業したばかりの企業は、売上が安定しないなかで事務所の家賃、通信費、会計ソフト、各種システムなど、少額の固定費でも積み重なると大きな負担になります。電子契約サービスも同様です。契約書をほとんど送らない月でも毎月一定額を支払う料金体系では、導入をためらう経営者もいるでしょう。
ベクターサインその点で、ベクターサインの料金体系をどのように評価していますか。
小峰様ベクターサインは月額費用が無料で、契約書を送信した件数に応じて料金が発生する従量課金型ですよね。実際に使った分だけ費用が発生するため、事業規模に合わせて始められるわけです。起業家へ提案する際も、初期費用や固定費は重要な判断材料になります。
ベクターサイン当社も事業の成長に合わせて無理なく使い続けられる設計を目指しています。
| ベクターサイン プラン5(年間コース) |
A社 | B社 | C社 | |
|---|---|---|---|---|
| 基本料金 | 0円 / 月 | 10,000円 / 月 | 8,800円 / 月 | 5,980円 / 月 |
| 送信料金 | 160円 / 通 年間9,600円で60通送信した場合 |
200円 / 通 | 100円 / 通 | 200円 / 通 |
| ユーザー数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| 文書保管数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| 電子署名 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 月5通送信した場合の 月額合計 |
800円 / 月 | 11,000円 / 月 | 9,300円 / 月 | 6,980円 / 月 |
※2026年5月時点でのお試しを除いた最安プランで比較。表示されている金額は全て税抜き金額です。
小峰様必要な時に小さく始められることが、創業期の経営者にとっての安心感につながると思います。創業期には、月額1万円の固定費でも無視できませんからね。
操作性「契約を迷わせない」スムーズな操作のしやすさ
ベクターサイン費用以外では、どのような点が重要と考えていらっしゃいますか。
小峰様契約書を受け取る側の負担が少ないことです。電子契約サービスを選ぶ際は、自社の管理画面や操作方法だけを見てしまいがちですが、契約には相手先がいます。そのため、自身にも相手にもわかりやすく、直感的に操作できること。この点はベクターサインもこだわっているのではないですか。
ベクターサインはい。ベクターサインでは、契約書を受け取る方がアカウントを持っていなくても、メールから迷わず締結手続きを進められます。特に、電子契約に慣れていない方や、複数のツールを使い分けることに負担を感じる方でも操作しやすいことを重視しています。
小峰様管理画面がシンプルでわかりやすいですね。送信者と受信者の両方を考えたUI・UXになっていると感じます。相手先へ負担をかけず、契約完了までスムーズに行えることは、単なる操作性以上の価値があると思います。
安心感最大のサポートは「助けがいらない設計」と「強いシステム」
ベクターサイン創業期の企業では、電子契約サービス導入後の運用に不安を感じる経営者も多いと思います。
小峰様そうですね。大企業であれば、情報システム部門や法務部門に相談できますが、創業期の企業では、電子契約に詳しい担当者を置く余裕はありません。ベクターサインでも、操作レクチャーなどの問い合わせは多いのでは?
ベクターサイン実は、操作に関するお問い合わせはほとんどありません。
電子署名や文書保管などの基本機能は、迷わず直感的に使える仕様にしています。さらに、操作手順をまとめた動画やご利用ガイド、Q&Aも充実しているため、マニュアルを見ながらスムーズに進めていただけます。
私たちは「問い合わせをしなくても解決できる仕組みづくり」が理想と考えていますが、もちろんサポートが必要なお客さまもいらっしゃいます。そのため、メールでお問い合わせをいただいた際には、お客様の状況に合わせた的確で丁寧な対応ができるよう心がけています。
小峰様そうですか。少人数の企業には特に向いていますね。担当者が変わった際にも特定の人だけが操作方法を知っている状態になりにくいし、継続的な運用もしやすい。エラー発生時の対応はどうですか。
ベクターサインこちらも、システムエラーを「いかに未然に防ぐか」という点に注力してきました。そのために当社ではエンジニアをアウトソースせず、すべて内製で開発しています。社内のカスタマーサポートとエンジニアが常に連携し、システムの堅牢性を高めながら、エラーの発生防止と問題が起きた際の早期解決の両面に取り組んでいます。
小峰様そこも、大きな安心材料ですね。契約締結の途中でシステム上の問題が起きて、復旧までに何日も回答を待つとなると、企業にとっては大きなリスクですから。
パートナーシップベクターサイン×V-Spiritsで、
創業期のバックオフィスを一体的に支援
小峰様V-Spiritsグループでは、さまざまな顧客へ案内するために各種サービスを自社でも利用し、それぞれの特徴を理解してきました。同様に、市場にある主要な電子契約サービスも一通り把握しています。それぞれの企業や組織に適した電子契約サービスがあるなかで、ベクターサインは特に我々が支援するスタートアップ企業に向いていると思います。
ベクターサインありがとうございます。幅広い企業様に向けて使いやすさを追求して開発してきたので、V-Spirits様が支援される創業期の企業様にとっても相性が良いと感じていただけたのは嬉しいですね。
そうした親和性の高さもあり、このたびパートナーシップを組み、ご意見をいただきながら今後のサービス改善に活かす取り組みをスタートさせることができました。
小峰様はい。V-Spiritsを通じてベクターサインを知った企業が、導入時の負担を抑えて利用を開始できる取り組みですね。
小峰様また、私たちはサービスを一方的に販売することが目的ではありません。起業家の状況をしっかり理解したうえで最適なツールを提案いたします。複数の電子契約サービスを検討し、企業に合った経営基盤や契約環境のなかで、ベクターサインが適していると感じる顧客に自信をもってお勧めしていきたいですね。
ベクターサイン今後、V-Spirits様の顧客によりベクターサインを役立てていただくために、期待することやご要望はございますか。
小峰様創業期や成長期の企業が、初期投資を抑えながら導入できる電子契約サービスであることの認知拡大には、さらに注力してほしいですね。
私たちが持つ起業・経営支援の知見と、ベクターサインが提供する電子契約サービスのメリットを組み合わせて、挑戦する起業家のバックオフィスの効率化に向けた頼れるパートナーとして協力していきましょう。
ベクターサインぜひよろしくお願いいたします。認知拡大にも一層力を入れ、起業家の方々のバックオフィス効率化をしっかり支援してまいります。本日は貴重なお話をありがとうございました。