保管庫管理について

ホーム画面にある「保管庫管理」では、保管庫や保管文書に関する各種操作を行うことが可能です。
保管庫管理は文書管理の権限を持つユーザーのみ操作できます。
ホーム画面

【フォルダ】 文書保管庫にフォルダを作成、または作成済みフォルダを編集・削除します
【閲覧グループ】 フォルダ内の文書を閲覧できるユーザーのグループを作成・編集します
【ゴミ箱】 文書保管庫から削除された文書の確認やl移動・削除を行います
【文書情報エクスポート】 文書に入力した補助情報をCSV形式でエクスポートします
【文書情報インポート】 CSVファイル上で更新した補助情報を保管庫内の文書に適用します
【入出力履歴】 補助情報のエクスポート・インポート履歴を確認します
【タイムスタンプ一括検証】 保管庫内にある完了済みの文書を対象に、付与されたタイムスタンプを一括検証します
【タイムスタンプ検証履歴】 過去に実施したタイムスタンプの検証結果をCSV形式のファイルでダウンロードできます

保管庫管理:フォルダ

フォルダ画面では、文書保管庫の任意の場所にフォルダを作成したり、フォルダの移動、不要なフォルダの削除ができます。
フォルダ画面
各フォルダの右側にある「…」ボタンにカーソルを合わせるとメニューが表示されます。
フォルダ画面

【この中にフォルダ作成】 選択したフォルダの下層に新たなフォルダを作成します。
【文書保管庫で内容確認】 選択したフォルダ内の文書を表示します。
【別フォルダに移動】 フォルダを別の場所に移動させます。
【編集する】 フォルダの名前を変更したり、フォルダにアクセスできるユーザーを設定します。
【削除】 選択したフォルダを消去します。

保管庫管理:閲覧グループ

特定のフォルダにアクセスできるユーザーのグループを作成します。
ここで作成したグループは、フォルダ作成画面の「閲覧可能ユーザーの指定」から呼び出すことができます。
閲覧グループ ガイド:文書にアクセスできるユーザーを制限する

保管庫管理:ゴミ箱

保管庫から削除した文書はゴミ箱に移動し、予定日を迎えると自動で完全削除されます。
削除予定日は「ゴミ箱に入った日の翌々月1日」となっており、完全削除された文書を元に戻すことはできません。
来月削除される文書がゴミ箱にある時は、15日にアカウント管理・文書管理権限を持つユーザーへメールで通知されます。
ゴミ箱01 ゴミ箱から保管庫に戻したい時や、削除予定日よりも前に完全削除したい時は、対象の文書にチェックを入れた状態で【一括操作】にカーソルを合わせ、表示されるボタンをクリックしてください。

・文書保管庫へ移動……選択した文書を保管庫に戻します
・今すぐ削除……選択した文書を即時完全削除します
ゴミ箱02

保管庫管理:文書情報のエクスポート・インポート

文書情報のエクスポート・インポートは、保管文書の補助情報を一括で取得、または編集するための機能です。
※補助情報の説明は以下のガイドをご参照ください。
ガイド:保管文書に補助情報を設定する

文書情報エクスポート

保管庫内にある文書の補助情報を抽出したものをCSV形式で出力します(CSVは文書種別ごとに生成されます)。
エクスポートの方法は「フォルダ指定」「検索指定」の二通りがあり、画面上部のメニューで切り替えができます。
■「フォルダで対象を指定」する場合
 エクスポートしたい文書が保管されているフォルダにチェックを入れ【フォルダ内の文書情報エクスポート処理を開始】をクリックします。
■「検索して対象を指定」する場合
 検索フォームに条件を指定して検索します。
 検索結果からエクスポートする文書にチェックを入れ【文書情報エクスポート処理を開始】をクリックします。
エクスポートデータのダウンロード
エクスポートしたデータのダウンロードは「入出力履歴」画面から行います。
履歴の中から【文書情報をダウンロード】をクリックすると、選択した文書情報のCSVファイルをダウンロードします。
エクスポート対象の文書種別が複数ある場合は、種別ごとにCSVが生成されます。
※エクスポートデータのダウンロード期限はエクスポート完了から1ヵ月です。
 期限切れとなったデータは履歴から消去されるので、必要な場合は再度エクスポートしてください。

文書情報インポート

インポート画面では、エクスポートしたファイルの内容を編集したCSVをアップロードして、補助情報を更新することができます。
通常、補助情報は文書ごとに編集する必要がありますが、インポートを使えば複数文書の補助情報を一括で処理することが可能です。
インポートする際は、【ファイル選択】からアップロードするCSVを選択し【インポートデータ確認へ】をクリックしてください。
インポート用のCSVは、1つのファイルに複数の文書種別を混在させても問題ありません。
また、エクスポート時の1行目に記載されている見出し部分は削除しても構いません。
※CSVファイルの内容は元々の順番を入れ替えず、エクスポート時のままにしてください。
 異なる種別の文書情報を1つのCSVにまとめる時も、データの順番入れ替えは不要です。
(順番を入れ替えた場合、エラーとなったり、意図しない箇所に値が反映されてしまう場合があります)

CSVの内容に問題がない場合は、確認画面で【インポート処理を開始】がクリック可能となるので、ボタンをクリックしてインポートします。
文書情報の編集について
補助情報には“文書種別に関係なく共通の項目” “文書種別固有の項目 ”の2種類があります。
この中には編集不可の項目や、指定文字列のみ入力可となっている箇所があるので、インポート用のCSVを編集する際は以下を参考にしてください。

■文書種別に関係なく共通の項目 ■文書種別固有の項目
緑色の欄(通貨)は以下いずれかの文字列のみ有効として扱われます。
 JPY / USD / EUR / GBP / CHF / CNY / その他

青色の欄(金額)は半角数字のみ有効です。
 全角数字や、三桁区切りのカンマ(,)が含まれていると無効と見なされます。

橙色の欄(日付)は、[YYYY/M/D]形式の表記のみ有効として扱われます。
 全角数字、全角記号が含まれていると無効とみなされます。

インポート履歴の確認
入出力履歴画面の「インポート履歴の確認」では、アカウント内で実行されたインポートの履歴 と、該当履歴からインポートデータ(CSV)のダウンロードを行うことができます。
インポートデータのダウンロード期限は、インポート実行から1ヵ月間です。

保管庫管理:タイムスタンプ一括検証

ベクターサインには、保管庫内の完了文書を対象に、付与されたタイムスタンプを一括検証する機能があります。
これにより「タイムスタンプの付与後に、その文書が改ざんされていないこと」と「タイムスタンプの有効期限が切れてないこと」を証明できます。
タイムスタンプ一括検証は、電子帳簿保存法が求める「電子取引データの保存方法」における、以下の検索要件を満たすものとなっています。

• 日付または金額について、範囲を指定した検索ができる
• 「日付・金額・取引先」のうち2つ以上の任意項目を組み合わせて検索できる

画面左の検索条件メニューから検索対象を選択し、検索日時や金額を指定して「検索」をクリックすると、条件に合致する文書が検索結果としてリスト表示されます。
タイムスタンプ一括検証 検証結果の中から検証を行う文書にチェックを入れて「文書のタイムスタンプを検証する」をクリックすると、一括検証が開始されます。
タイムスタンプ一括検証02
タイムスタンプ検証履歴
一括検証の進捗は「タイムスタンプ検証履歴」で確認することができます。
検証が完了したものは、「検証結果ダウンロード」ボタンより検証結果が出力されたCSVファイルをダウンロードすることができます。
※ダウンロードは検証完了から7日間有効です。期限切れとなったものは履歴から消去されます。
タイムスタンプ一括検証履歴